鍾乳洞紹介

当鍾乳洞の生い立ち

塩原温泉は箒川沿いの山間に位置する塩原盆地にあり、今から数十万年前の大噴火により川がせき止められ塩原湖が誕生しました。
当鍾乳洞一帯も湖の中で石灰分を多く含む温泉水の沈殿物(石灰華)により石灰岩地層が形成され、その後の地殻変動によって湖底が隆起し、現在の石灰岩台地となりました。
更には、長年にわたって台地に降り注いだ雨水が地下の石灰岩を溶かし、できた空洞が当鍾乳洞です。湖の中で石灰岩が形成されたため、洞内の石灰岩からは魚の骨、 貝の化石、木の葉化石などが発掘されることがあります。
鍾乳洞の長さはおよそ50メートルで、塩原における地質学研究の貴重な場所となっています。

鍾乳洞の生い立ちや石灰岩の神秘な世界を紹介

ジオラマで鍾乳洞の生い立ちを説明したり、石灰岩の断面に現れた鍾乳石、 石筍 、石柱をはじめ、淡水巻貝の化石などを実物で紹介しています。
鍾乳洞紹介1

米洗いの滝

源有綱の運命を決したと今に伝えられるこの滝は、大雨時には水量も増え、洞内所々に水滴が落下し、かつて見学者が白衣を借衣したという昔がしのばれます。鍾乳洞紹介2

落人の生活ぶり

当時は米のほか稗や粟を主食とし、とくに山間地で痩せ地でもあった塩原は、稗、粟が作物の中心であったと推測されるが、村人たちは戦乱の世、村の安泰を願い貴重な米を武士たちに献上していたと思われます。鍾乳洞紹介3

再起を計り、いざ出陣

源有綱はお家再興を祈願し再び立ち上がろうとしたが、洞内に流れる滝水で米をとぎ、そのとぎ汁により発見され無念の最期を遂げたと伝えられています。鍾乳洞紹介4

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